2010年は 3D元年。3Dテレビ・バブルは来るのか? 一足早く発売した Panasonic 3D VIERA を元に考えてみた

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2010年は 3D元年。3Dテレビ・バブルは来るのか? 一足早く発売した Panasonic 3D VIERA を元に考えてみた

■トピックスの内容

2010年は 3Dテレビ元年と言われる。
3Dテレビ自体は、2009年のWindowsケータイFAN日記でも紹介した (有楽町ビックカメラで体験できる「HYUNDAIの3Dテレビ」) ように、今年はじめて登場するわけではないのですが、一般ユーザーから見ると、パナソニック、シャープ、ソニー、東芝と言った大手メーカーが相次いで新製品を発表した 2010年こそが「3Dテレビ元年」というにふさわしいだろう。3Dコンテンツ自体は、絶対的には少ない。そもそも 3D映画のタイトル自身は、2010年公開分で、かつ、ピクサーのアニメのように、既存のタイトルを 3D化しただけのものも含めて約 120本ほど (International CES 2009での発表) 。他は、PLAYSTATION 3 で、3D対応タイトルと 3D対応のスタート画面が使えるようになるくらいだ。一方で、スカパーや、ひかりTVといった多チャンネル放送事業者でも 3Dタイトルを提供すると発表しており、とにかく、業界を挙げて 3Dを盛り上げていこうという機運が見られる。一昔前なら、テレビ業界、映画業界、放送業界などが一丸となってプロモーションすれば、ヒットは間違いなし。それだけにこの不況下で “3Dテレビバブル” を期待する声は大きい。

■ テレビの買い換え頻度と、「3D」による価格差

実際に、3Dテレビバブルになるかどうかは、この記事を読んでくれている一人一人の消費者が、店頭やネットでテレビを購入する際に「3D」テレビを選択するかどうか、だ。実際にテレビの買い換え頻度は短くなったとはいえ、まだ 7-10年程度は継続して使うものだ、と考えているのではないだろうか。

一方の価格差は Panasonic 50型で比べると、スタンダードモデルと、3D VIERA の価格差は、約 7万円。ちなみにVIERA には 3D機能なし + レコーダー機能を内蔵したモデルもあるのだが、こちらは 38万円とスタンダードモデルとの価格差は約 15万円。つまり、レコーダー機能内蔵のテレビを買うよりは、3D機能だけ付いた方が安価な価格設定なのだ。

後は、7年か、10年の間に「3Dタイトル」がメジャーになるだろうから買っておこうと考えるか、とりあえず普通のテレビを買って置いて、「3Dタイトル」が増えてきてから、3Dテレビを買おうと考える人が多いか、というバランスになるだろう。

■ 個人的には…

個人的には、今年の夏に、各社の 3Dテレビが出揃ったところで 1台購入したいと考えている。毎週のように家電量販店や、メーカーの展示場で、3Dテレビを見ているのだが、3D映像のリアリティはスゴイ。しかも、各社が言うように、3Dテレビは、3D表示を美しく行えるように、2Dテレビとしての基本性能が高いというのも真実だ。表示はクリアだし、色も心なしか鮮やかな気がする。後はテレビは買ったらそんなに簡単に捨てられないので、買うなら、3D対応かなあと思うのである。

一方で “新しいモノ好き” の DNA がなければどうだろうか。
2010年度時点で、約 120本程度の映画作品と紹介させていただいたが、これから撮影されるアクション映画や、サスペンスもの、アニメ映画は基本的に 3D制作になっていくだろう。個人的に楽しみなのは、旅行記や、世界遺産を紹介するものなども期待が高いが、実際に定期的に新しいタイトルや、番組を楽しめるようになるのは、2012-2015年頃のことになるだろう。その頃になると、3Dテレビは、今回紹介させていただいた 50型で 20万円程度になるだろう。そう考えれば、2010年時点では、Panasonic の TH-P50G2 のようなアンダー 20万円のテレビを購入した上で、2012-13年頃に、再度 20万円で 3Dテレビを購入するのも悪くない選択肢だと考えるのだ。今 3Dテレビを買っちゃうより、10万円高く付くが、ディスプレイはやはり劣化していくもの。3年後に新品を買えば、それはそれで再び最新の映像が楽しめる点でメリットがあるという考え方もある。

一方、この価格差を見た限りは、レコーダー内蔵モデルを購入するくらいなら、3Dテレビを買った方がメリットがあるようにも思う。レコーダーは後からどんどん安価なモデルが登場するし、HDDは確実に壊れるので、その時にテレビを工場送付はできないから、修理に来てもらって派遣工事量をとられるのもなんだかもったいない。どう考えてもテレビパネル (プラズマにせよ、液晶にせよ) とレコーダーの耐久年数があっていない気がする。何より、3D機能は後からどうやっても追加できないが、レコーダーは自由にどんなものでも選んで接続することができる。

ということで、今年の夏 3Dテレビがどの程度盛り上がっているか、また検証してみたい。


2010年は 3D元年。3Dテレビ・バブルは来るのか? 一足早く発売した Panasonic 3D VIERA を元に考えてみた


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3103d)