通信機能無し、Wikipedia 日本語・英語・中国語をワンパッケージにした「電子辞典: WikiReader」

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通信機能無し、Wikipedia 日本語・英語・中国語をワンパッケージにした「電子辞典: WikiReader」

■トピックスの内容

紙の辞書が、ROM に焼き込まれた電子辞書になって 15年近く経った。
電子辞書は今なお人気を博しているが、iモードが登場し10年が経過、スマートフォン元年に至る中で、辞書もネットで検索するスタイルが増加している。特に、WindowsCE FAN をご覧の方々なら、意味の分からない英単語があれば、ほとんどの場合、手持ちのスマートフォンやネットブックで検索してしまうのではないだろうか。
さらに、2010年の今年は、iPad の登場で、電子書籍、電子雑誌もいよいよ本格的な普及ムードになってきた。特に従来の名作、マイナー作品、過去作品を中心としたラインナップに対して、人気の新書や、メジャーな雑誌が1週間遅れ程度で提供されるようになってきたのは大きい。世の中は、電子化、ネット化が急速に進んでいるのだ。

そんな中、人気のネットコンテンツ「Wikipedia」を、メモリカードに焼き込んでしまったのが、この「WikiReader」。当然のことながら、リアルタイムで変更はされずに、焼き込んだ、その時の情報だけを使うことができる。見出し語は現時点でも 400万語を超えるといい、スゴイ数だ。基本的に、日本語以外にも、英語、中国語の見出しも同梱されているという。ネット接続機能や、パソコンとの接続機能は一切ない代わりに、店頭価格は 13,000円前後とタッチ液晶を搭載しているのに、大人のガジェットとしては十分安価といえそうだ。

驚くのは、そのデバイスとしてのバッテリ駆動時間。
3.6インチのタッチスクリーンモノクロ液晶を搭載し、タッチ操作できるのに、1日15分の利用で 最大1年間の利用ができるという。スマートフォンは、1日 2-3時間の利用で、待ち受け含めて ほぼ1日。ネット・通話も使わない携帯電話が待ち受けだけでほぼ数日。ポメラは同じモノクロ液晶だが、1日1〜2時間の利用で、約 1週間程度の利用。と、せいぜい1週間程度の利用というのが常識なモバイル機器において、こちらは「1年間」と桁違いの駆動時間を誇る。しかも、単4電池 2本込みで、130g と最も軽量な携帯電話並み。

ディスプレイサイズは、240 x 208ドットのモノクロ液晶。パッケージには、8GB microSDHCカードが同梱される。大きさは 10cm x 10cm の正方形の手のひら大。厚みは一番厚いところで 2cm 程度ある。大きさはくさび形で、ちょっと小型の電卓みたいな印象だろうか。

ところで、この「WikiReader」だが、単なるテキスト 兼ハイパーリンク対応の テキストリーダーとしての可能性も秘めているように見える。製品版は記事内容の年4回以上の更新が予定されているとのことだけに、外部から内容を入れ替えることもできそうだ。

現時点では、内部のフォーマットなどはよく分からないのだが、例えば人気ブロガー トップ 1,000のテキストデータを全部この「WikiReader」に入れ込んでしまうとか、2ch の全スレをこの中に全部入れてしまうとか、そういうことができるようなハックが行われても、人気が出そうな気がするぞ。

ということで、ちょっと気になる「WikiReader」は、2010年7月21日発売予定。

■ 関連リンク
WikiReader (公式リンク)
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通信機能無し、Wikipedia 日本語・英語・中国語をワンパッケージにした「電子辞典: WikiReader」


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)