PS2のSCEIがスクウェアの第三者割当による新株式発行分を全取得 費用は約148億円

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PS2のSCEIがスクウェアの第三者割当による新株式発行分を全取得 費用は約148億円

■トピックスの内容

先日お伝えしたとおり、フルCG映画「FINAL FANTASY(ファイナルファンタジー)」の興行的失敗で、130億円以上の特別損失を出したスクウェアにソニーグループの資本が注入された。資本の注入は、スクウェアの第三者割当による新株式発行分の取得という形で行われ、148億円にのぼる。この結果、スクウェアの 18.6% がソニー資本となる。関連/系列会社とみなされる 20% には満たないものの、第二位の地位を占める。筆頭株主はスクウェア創業者の宮本氏で約40% を持つが、同氏は経営の前線からは引退している。実質、スクウェアはソニーグループの一員になったと見てもよいだろう。

スクウェアは、SCE PS vs SEGA Saturn の32bitゲーム機戦争でソニー勝利の立役者となった。それまで任天堂用のハード向けに開発されていたミリオンセラーブランド「ファイナルファンタジー」を PlayStation/2 用のソフトとして発売することを決定したためだ。この結果(正確にはこれとドラクエ) 500万台同士で拮抗していた 32bitゲーム機戦争は一気に決着し、現在のプレイステーション躍進の原動力となったといっても過言ではない。

こうした存在だけに、マイクロソフトの XBOX などが資金力にモノを言わせて買収/系列化に走ると、ソニーとしても悪夢のシナリオになると映ったに違いない。その対価として、約148億円とは、久多良木氏とソニーの野望からすると、微々たる額なのだろうか?


PS2のSCEIがスクウェアの第三者割当による新株式発行分を全取得 費用は約148億円


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3803d)