Pocket PC 2002 と XScale プロセッサは相性が悪いか

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Pocket PC 2002 と XScale プロセッサは相性が悪いか

■トピックスの内容

ZDNetに本日「Pocket PC 2002とXScaleの相性はイマイチ?」という記事が掲載された。内容は、記事をご参照いただきたいが、WindowsCE FAN の掲示板でも何人もの方が指摘していたような内容となっている。

この原因を一言で言えば、「Pocket PC 2002」は OS がすべて「StrongARM」用コンパイルされて作られているから、ということになる。

 XScaleは、StrongARM用になっているコードを優れたパフォーマンスで実行できる。この点は確かに素晴らしいが、この結果、マイクロソフトはPocket PC 2002をXScale用に修正する必要がなく、XScaleにチューニングされなかった。

今夏登場するPalm OS5 は、Palm OS4.x以前の実行形式を ARM形式に変換しながら実行する。これだと、よほど強力なプロセッサでないと従来の Palmware を快適に動かせないことになるが、実際には秘密がある。OS部分が ARMに最適化されているのだ。この結果、以前の Palmware もそこそこ強力なプロセッサを用意すれば、OS部分が速くなっている分、トータルとして快適に利用できるらしい。

本来はこうしたチューニングが Pocket PC 2002 でも行われればありがたいことだが、なんと言っても、XScale PXA250 プロセッサが正式に発表されたのが今年の2月末。それで、東芝は今月頭には搭載機を発売しているのだから、マイクロソフトがチューニングし、テストしている時間もなかっただろうと推測できる。

今後のことはわからないが、来年くらいには、Pocket PC 2003が登場し、XScale が真価を発揮できるようになるとうれしいものだ。


Pocket PC 2002 と XScale プロセッサは相性が悪いか


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3105d)