Pocket PC 2002/Windows CEが国内シェアトップに、需要が落ち込む中出荷は1.5倍増に

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Pocket PC 2002/Windows CEが国内シェアトップに、需要が落ち込む中出荷は1.5倍増に

■トピックスの内容

ガートナージャパン株式会社が、PDA・ハンドヘルド市場に関する出荷調査結果を発表した。この調査によると、2002年のPDA・ハンドヘルド市場は、出荷台数が68万台となり、対前年成長率で21.0%と減少。特にシェアの大きい個人向け市場がシェアが落ち込んだのが響いた。景気低迷に加えて、個人需要が一巡したことが大きいと分析されている。

今回の調査で、OS別の動向では、Pocket PC 系が 28.3%、シグマリオンIIを中心にしたその他のハンドヘルド系デバイスが 20.7%の高いシェアを獲得した。合計すると 49.0%となり、Palm の30.8%を大きく引き離したという。

出典:ガートナー データクエスト(2003年3月)

一方でメーカー別の出荷台数では、ソニー、シャープが1、2位となった。いずれも 20%程度のシェアを獲得した。3位以下は、Pocket PCを発売しているカシオ、NTTドコモ(シグマリオンを含むと思われる)、東芝と並んだ。2001年に比べると、東芝、カシオの躍進が見られる。

出典:ガートナー データクエスト(2003年3月)

エンドユーザーの立場で振り返ってみると、2002年は新製品の動きが鈍い年だったと思える。Palm OS5、VGAザウルスが登場したのはいずれも2002年末だった。こうした背景も手伝って、価格がこなれてきたシグマリオンIIや、Windows CE.NETデバイス、「GENIO e550G」のようなバランスに優れた Pocket PC 製品のシェアが伸びたのは当然ともいえる結果になった。2003年も、店頭での売れ筋動向をみると、順調に新製品が投入されれば Pocket PC はまだまだシェアを伸ばしそうだ。一方で、ソニーも新製品ラッシュをかけており、さらにシェアを伸ばしてくる可能性がある。今年のPDA市場動向を決めるのは、実は一人一人のユーザーの財布が握っているだけに、各社とも魅力的な製品を開発し続けてほしいものだ。


Pocket PC 2002/Windows CEが国内シェアトップに、需要が落ち込む中出荷は1.5倍増に


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)