電源OFFでも消えない液晶「記憶型液晶」を搭載した電子書籍リーダーが今秋デビュー、SD対応3万円台で松下電器産業から。

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電源OFFでも消えない液晶「記憶型液晶」を搭載した電子書籍リーダーが今秋デビュー、SD対応3万円台で松下電器産業から。

■トピックスの内容

液晶パネルといえば、PDAでも、ノートパソコンでも最もバッテリを消費するデバイスだ。液晶パネルに電源が不要になるだけで、PDAのバッテリ駆動時間は、2倍になるといっても過言ではない。

そんな中、松下電器が注目のデバイスを発表した。紹介する「ΣBook」は電子書籍用のビューワーなのだが、なんと「電源を切っても表示が消えない『記憶型液晶』」を採用していると言う。もちろん、電源不要と言うわけではないのだが、紙と一緒で、電源をオフにしても、液晶パネルに表示された文字が消えない。そんなわけで、単三乾電池2本で、3-6ヶ月の間連続使用することができると言う。

この「ΣBook」は今のところ下記のような特徴を持った端末だ。なお、技術的なコアになっている「記憶型液晶」は、現在は青白の中間色しかサポートしていないが、黒白、カラーなどにも将来対応していく予定があると言う。この「記憶型液晶」技術でノートパソコンや、タブレットPCはもちろん、PDA などに応用することで、常時予定表は表示しているけど、バッテリで長時間駆動が可能、あるいは、該当の交通情報や、看板、ポスター代わりだが、太陽電池だけで駆動し、バッテリがまったく不要といったインテリジェントデバイスが作れるかもしれない。

また、現在は同社が進める「SDメモリカード」を中核とした製品ファミリーのようだが、マイクロソフト社の進める「SPOT」と組み合わせても、パーソナルではないが、パブリック・メディアとしての製品価値もでてくるのではないかと期待される。

突如、登場した新デバイス。成功すれば、モバイルの世界を大きく変えるかもしれない。

【主な特徴】

  • 日本発の記憶型液晶を採用
  • 単三電池 2本で 3-6ヶ月使用可能 (10,000ページ分表示可能)
  • 電源ボタンなしの常時通電状態デザイン
  • SDメモリカードの「SD-ePublish」規格準拠。1冊に数冊から、数十冊の書籍を保存可能。
  • 1024 x 768 (180dpi) を実装。見開き画面で利用可能
  • 発売時期は、2003年秋
  • 当初登場するコンテンツは、5,000点の予定


電源OFFでも消えない液晶「記憶型液晶」を搭載した電子書籍リーダーが今秋デビュー、SD対応3万円台で松下電器産業から。


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)